こんにちは、ビジネス・産業支援担当です。
7月7日(日曜日)、アズ熊谷6階にあるクマガヤプレイス
ホールで、「ビジネスライブラリカフェ2019
地域で働く外国人の声を聴く 〜お互いの信頼を築くために〜」
を開催しました。
カフェ形式のイベントを開催するのは今年で3年目です。
今回は、地域で働いている外国人の相談に長年従事されている
NPO法人ふじみの国際交流センターの石井ナナヱ理事長を
お招きして、お話を伺いました。
また、地域で働いているネパール出身の方にも
お話ししていただきました。
カフェオーナー(館長)のごあいさつからはじまりました。
参加者は12名。
日本で働いている外国人の数が増えていることから始まり、
実際にふじみの国際交流センターに寄せられた相談から、
外国人労働者の実情をお話しいただきました。
生活習慣の違いや言葉が通じないことなどから、
困っている外国人の方が多くいることを知りました。
また、ふじみの国際交流センターで行っている様々な
支援活動についてもご紹介いただきました。
日本語教室やパソコン教室などの講座のほか、
医療機関や役所などへの同行通訳も行っているそうです。
参加者にもご協力いただき、
「外国人を理解するためのゲーム」も行いました。
「世界地図を思い描いてみよう」
「ジェスチャー」
「アメリカのゲーム」
「3本の線と3個の〇」
「3分の1と4分の1」
「トイレはどこ。」
下の写真は、「3本の線と3個の〇」を行った後です。
「ホワイトボードに3本の線と3個の〇を書いてください。」
と言われ、3人の方が書いてくださいました。
この図が表していることは・・・。
休憩時間には、ネパールで好まれる紅茶「チャイ」と
ビスケットを試飲・試食しました。
続いてネパール出身のサプコタ・キリスナさんから
お話を伺いました。
ネパールから日本に来て10年になるそうです。
カレーのお店で働いています。
サプコタさんへの質問。
「日本で働いていて大変なことは?」
「日本語はどうやって学習したのですか?」
など、多くの質問が寄せられました。
ネパール語で「くまがやとしょかん」と書いてくださいました。
続いてのワークショップでは、3人ずつのグループで
交流の時間。
「外国人と一緒に楽しく働くには」をテーマに
情報交換を行いました。
最後にサプコタ・キリスナさんと講師の石井ナナヱさんから
お話しいただきました。
サプコタさんからは、ふじみの国際交流センターは、
困った時に助けになるということを、
石井さんからは、外国人と接する時に大切なことなどを
お話しいただきました。
外国人と接するときに大切なことは、
ゆっくりと話すこと、
易しい言葉で3〜5回繰り返すこと、
関心を持つこと。
そして何より外国人を孤立させないことが大事です。
会場内では、3つのテーマで関連資料展示を行いました。
「日本に来て働く」「日本で外国人と働く」「出身国を知る」。
また、関連機関やデータベースのパネルも展示しました。
熊谷図書館のビジネス支援室では、7月27日(土曜日)から、
会場内で展示していた「日本で外国人と働く」に
資料を追加して、9月26日(木曜日)まで、
ミニ展示「外国人と働く」を開催予定です。
どうぞご覧ください。
埼玉県立図書館の多文化サービスについてもっと知りたい方は
ご覧ください。
埼玉県立図書館のビジネス支援サービスについて
ご覧ください。
当日ご参加の皆様、運営にご協力の皆様、
ありがとうございました。
posted by 熊谷図書館ビジネス・産業支援担当 at 10:24|
イベント
|