2021年03月18日

記録集が完成しました!「図書館と県民のつどい埼玉2020」

「図書館と県民のつどい埼玉2020」の記録集が完成しました。

重松清さんの記念講演や各図書館の展示などA4,20ページで、ご紹介しています。

記録集写真

重松清さん記念講演は、事前に皆様からいただいた質問にお答えするという形で行われました。記念講演の記録ページから少し内容をご紹介します。


Q どうして小中学生の気持ちがわかるの?

A 分かっていません。分かりたいです。分からないから知りたい、知るためのアプローチとして「こんなお話を考えてみました、どうですか」っていうふうに読んでもらっているというのが一番正直な感想です。


以下サイトで全ページダウンロードできますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

http://www.sailib.com/tudoi/

(埼玉県図書館協会ウェブサイト)


こちらのページでは、今年度の開催分だけでなく、2007年の第1回目記録から2020年まで全て掲載しています!

記念講演は、2020年:重松清さん、2019年:須賀しのぶさん、2018年:朝井リョウさん、2017年:柚木麻子さんと名だたる方々にご講演いただいています。

過去の講演の様子も掲載していますので、ぜひ、ご覧いただけたら幸いです。

posted by 埼玉県立熊谷図書館企画担当 at 14:00| 図書館と県民のつどい | 更新情報をチェックする

2021年01月18日

「図書館と県民のつどい埼玉2020」を開催しました。

「図書館と県民のつどい埼玉2020」は、2020年12月14日から2021日1月11日までオンライン公開にて実施しました。

(当初は桶川市民ホール・さいたま文学館での開催に向けて準備を進めてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を鑑み、会場での開催を中止しました。)

図書館と県民のつどい埼玉2020バナー画像


今回の記念講演は、幅広い年齢層の読者に愛されている重松清さんにお越しいただきました。無観客でお話しいただいたものを動画で撮影し、オンラインで公開しました。

「『ことばの力』特別バージョン IN さいたま」と題し、事前に皆様から寄せられたたくさんの質問にお答えいただきながら、受け取り易いことば、わかり易いことばで、私たちを重松ワールドに誘い入れてくれました。

重松さん記念講演写真01

重松さん記念講演写真02


アンケートでは「オンラインでしたが重松さんのお人柄がよく出ていらした、素晴らしい講演でした。」「お話も分かり易く心に伝わる言葉をたくさんいただきました。」など大変好評でした。


県内の各図書館などが、毎年趣向をこらして各館の取組などを紹介する展示では、例年実施してる体験型の展示を実施することができませんでしたが、少しでも展示の雰囲気をお伝えできるよう、各展示の全体写真と細部の写真をそれぞれ掲載し、全景と細部も拡大して確認できるようにしました。

展示WEB公開画面一部


また、会場にお越しいただかなくても参加できるイベントとして、重松さんへのメッセージやPOPなどを皆様にお送りいただき、1つの展示を作りあげる「みんなで作る!重松清展」を実施しました。
全部で87点の応募をいただき、とても素敵な展示ができあがりました。御覧いただいた重松さんも大変喜んでいらっしゃいました。

重松さん展示ご覧になっている写真


わらべうた講座では、児童文学研究者の落合美知子さんに『講演 心をはぐくむわらべうた』と題し、コロナ禍でのわらべうたの重要性などを御講義いただきました。無観客でお話しいただいたものを動画で撮影し公開しました。

落合さんわらべうた講座写真01

落合さんわらべうた講座写真02


また、こども向けの簡単な工作としてストローと画用紙から作る「ぱたぱた羽ばたくチョウ」の作り方の動画も撮影し公開しました。

工作動画写真01

工作動画写真02



急遽会場での開催を中止しオンライン公開のみでの開催となってしまい、誠に申し訳ございませんでした。ぜひ次回は、会場で皆様にお会いできたら嬉しいです。

posted by 埼玉県立熊谷図書館企画担当 at 09:00| 図書館と県民のつどい | 更新情報をチェックする

2020年01月11日

「図書館と県民のつどい埼玉2019」を開催しました。

令和元年度の「図書館と県民のつどい埼玉」は、12月15日(日)に桶川市民ホール・さいたま文学館で開催しました。

会場入口の写真


今年の記念講演は、作家の須賀しのぶさんにお越しいただきました。

「本と埼玉と私」と題し、埼玉愛や御自身の本に関する経験、作品についてのお話しなど、貴重なお話しをたっぷり語ってくださいました。

講演後には、会場からたくさんの質問があがり、そのひとつひとつに丁寧にお答えくださいました。

須賀しのぶさん講演中の写真


須賀しのぶさん講演後花束を持っている写真


中学生ビブリオバトルでは、予選会を勝ち抜いた6名によるバトルが繰り広げられました。

生徒のみなさんの堂々たる発表に、来場者の方々からも称賛する感想が多く聞かれました。

「ビブリオバトルを見ました!! 本当に同じ中学生!?と疑うほどすごい演説でした!!」

「ただただすごい。全て読みたいなと思いました。」


来場者による投票により見事チャンプ本を獲得したのは、熊谷市立熊谷東中学校の瀬山 雄太さんです。チャンプ本は『我が名は秀秋』(矢野 隆 著/講談社)でした。

ビブリオバトル発表者集合写真


この他、子供の読書振興をテーマとした、こども読書交流集会の2つの講座、こどもの本のひろば、大学・高校・公共図書館の展示も行われました。

展示会場では、各図書館の多彩な取り組みの紹介、本の修理体験やしおり作り体験などの参加型の展示など、趣向を凝らした内容で参加された皆さんに楽しんでいただきました。 

学校図書館講座の写真


わらべうた講座の写真


絵本の読み聞かせの写真


須賀しのぶさん著作展示の写真


クリアファイルでしおり作りの写真


大学図書館展示(一部)の写真


また、会場をめぐるスタンプラリーも行い、スタンプを全て集めた方には協賛企業から提供いただいた景品とオリジナル缶バッジをお渡ししました。


おかげさまで盛況のうちに今年の「図書館と県民のつどい」を終えることができました。

ご来場いただいた方は延べ3,457名と、「図書館と県民のつどい」が始まって以来最多を記録しました。

ご参加いただいた皆様、また、御協力いただいた関係者の皆様、大変ありがとうございました。

posted by 熊谷図書館企画担当 at 14:41| 図書館と県民のつどい | 更新情報をチェックする