2019年08月01日

対面朗読が広げる、支える 創作の原点

こんにちは! 障害者サービス担当です


突然ですが皆さんは 対面朗読 をご存知ですか?

対面朗読とは、活字による読書が難しい方を対象とした、

図書館で当館の音訳者が、ご希望の資料を直接お読みする」サービスです。

今回はこの対面朗読に関連した、うれしいニュースを2つお知らせします  


当館の対面朗読を毎週ご利用いただいている、HさんとMさん。

お2人は詩歌の創作もされています。

そして今年、Hさんはお住まいのある市が開催する短歌大会で、Mさんは新聞社の文化賞で、それぞれ賞を受賞されました。

おめでとうございます💡💡


Hさんは、短歌で昨年「読売歌壇」で一席に入賞された他、

全国紙地方新聞の入選を重ねていらっしゃいます。

今回は、地元の短歌大会  入賞 され、その時の表彰状と地元紙のインタビューに応えられた記事を、図書館にお持ちくださいました。

記事の中で、Hさんは、
図書館の音訳者の支え があったからこそ完成した短歌、その歌が活字となり多くの人に届くことが、私なりの恩返しの一つ」と語られています。

音訳者の皆さまに向けられた、うれしく有難い言葉です。

H様賞状.jpg

Mさんは、新聞社主催  2018年度文化賞詩部門  正賞 を受賞されました。

学生時代から詩作を続けているMさん、そんなMさんに投稿のきっかけを作ったのが、

当館の音訳者Kさんでした。

同賞の受賞歴もあり、同じ創作者でもあるKさんの熱心な勧めに、背中を押されて投稿をはじめたそうです。

受賞のご報告をいただいた際には「対面朗読のおかげ」とお褒めの言葉も頂戴しました。

図書館のサービスが創作の糧になっていると思うとうれしい限りです。

M様賞状.jpg

対面朗読は、開館日9時〜17時で実施中です💡💡

活字による読書の困難な方であれば、障害者手帳がなくてもご利用いただけます。

利用は予約制です。お気軽に、障害者サービス担当(直通:0480-21-2729)までお問い合わせください。

担当一同お待ちしております 

posted by 久喜図書館障害者サービス担当 at 12:00| できごと | 更新情報をチェックする