2013年08月09日

民話の世界を楽しもう!むか〜しむかしあったとさ(博物館コラボ)を開催しました!

久喜図書館では
8月6日(火)「民話の世界を楽しもう! むか〜しむかしあったとさ」を開催しました。


歴史と民俗の博物館の企画展
「絵で語る埼玉の民話 池原昭治・童絵の世界」にあわせた
モノと資料をつなぐための博物館とのコラボ企画です。
〜図書館から博物館へ、博物館から図書館へ〜


郷土埼玉の民話を耳で聞く体験をしてもらいたい
おはなしに登場する民具をこどもたちにふれてもらいたい
映画で昔話の世界を身近に感じてもらいたい


そんな願いから
 第1部 <語り> 埼玉の民話 おはなし会
 第2部 <学芸員さんによる民具紹介> 民話の道具あれこれ
 第3部 <親しみやすいアニメ映画> 日本の昔話 映画会
異なる切り口で”民話の世界”を味わう3部構成になりました。

博物館とのコラボレーションというはじめての試み
「民話」という渋いテーマ
いったいどれくらいの人が集まってくれるのか?
企画段階では不安でいっぱい、試行錯誤をしながらの準備でした。


当日は、開場の13時半をすぎたあたりから、どんどん空が暗くなり、雲行きもあやしく
雨がぱらつきはじめ、人がくるのか、ぐんぐん心配になってしまったのですが、
ふたをあけてみたら、こどもから大人まで、83名という大勢のお客様にご来場いただきました。


当日の様子を少しだけご紹介します。
受付で、おはなしに登場する「わらへび」とおはなし室の住人「シロクマ」がお出迎え。
帰りには「これがわらへびだね〜。おっきーい。」と人気者に。
イベントおでむかえ.jpg「わらへび(伊豆島の大蛇)」(左)蓮田市文化財展示館からお借りしました

埼玉の民話 おはなし会
 「かっぱのくれたふしぎなつぼ」熊谷あたりのおはなし
 「あずきとぎのばさま」「あかい目のわらへび」蓮田あたりのおはなし
埼玉の民話おはなし会の様子.jpg

絵もなく、語りだけで進行する「おはなし」
ちゃんと聞けるかなぁ、と心配でしたが、
大丈夫、しっかり最後まで聞いてくれました。

おはなしのあとには、わらべうた
「ほ・ほ・・ほたるこい」「ほたるこい」をお客さまもスタッフもみんなで歌いました。
ふたつのわらべうたが響き合って、まるで会場をホタルが飛び交っているようでした。


民話の道具あれこれ
おはなし会のあと、てぬぐいをかぶり、しょいかごをせおった学芸員さんが後方から登場。会場がわっと沸いた瞬間。
学芸員さん登場.jpg「おら、はたらきもののむすめだぁ。」

学芸員さんに教えてもらいながら、ざるに小豆をいれてといだり、しょいかごを背負って歩いたり
こどもたちが楽しく民具に触れる体験しました。 

  紹介した民具・・・しょいかご・ざる・糸車・天秤棒・水桶
あずきとぎ体験.jpg はじめてのあずきとぎ体験

最後の映画会は3本立て、あっという間の約2時間、楽しい夏のイベントとなりました。

きてくれたみなさん、ありがとう!


久喜図書館子ども図書室では、
関連ミニ資料展「さいたまの民話 池原昭治を中心に」も開催しています。
さいたま民話資料展.jpg
開催期間:7/20〜9/1
こちらにも、ぜひおこしください。お待ちしています。

 

posted by 久喜図書館児童サービス担当 at 17:15| イベント | 更新情報をチェックする