2021年01月29日

新着CDの紹介

 こんにちは。
 熊谷図書館 視聴覚資料・図書館振興担当です。

 何かと大変だった2020年も終わり、また新たな年が始まりました。
 といっても、図書館は新型コロナウイルスの影響で、昨年の12月24日から臨時休館させていただいております。
 利用者の皆様には、ご不便おかけし大変申し訳ございません。

 臨時休館中ではございますが、お電話やインターネットでご予約いただいた県立図書館所蔵の資料の貸出や、借りられている資料の返却等は、1階エントランスに設置してある特設窓口で受け付けておりますので、よろしければご利用ください。
 詳しいことは、埼玉県立図書館ウェブサイトのトップページにある「重要なお知らせ」の「【緊急・重要】臨時休館の延長(3/8(月)まで)について【令和3年2月12日更新】」に掲載されています。ご参考ください。


 さて、話は変わりますが、視聴覚資料担当では、新しい視聴覚資料の購入を行っています。そして、新年早々ではありますが、新たなCDが県立図書館に所蔵されることになりました。

 熊谷図書館には、以下のようなクラシックや落語などを収録したものが計68点。

  • 「シューマン:交響曲全集〜ライヴ・アット・サントリーホール」<資料番号:710125956>
  • 「マドンナの宝石〜ヴォルフ=フェラーリ:管弦楽曲集」<資料番号:710125642>
  • 「ショパン:バラード第1番/24の前奏曲」(演奏:牛田智大)<資料番号:710125758>
  • 「民〜Tami〜 日本歌謡選集」(歌唱:石川さゆり)<資料番号:710125618>
  • 「三遊亭圓楽 1」<資料番号:710126004>
熊谷CD.jpg

 久喜図書館には、以下のような日本人アーティストや海外アーティストのアルバムが計59点。

  • 「Thanks Two you」(歌唱:タッキー&翼、滝沢秀明、今井翼)<資料番号:710125527>
  • 「南こうせつの50曲」(歌唱:南こうせつ)<資料番号:710125337>
  • 「POP VIRUS」(歌唱:星野源)<資料番号:710125501>
  • 「HYMN〜永遠の讃歌」(歌唱:サラ・ブライトマン)<資料番号:710125410>
  • 「ミュージカル・プロフェット ジ・エクスパンデッド1963ニューヨーク・スタジオ・セッションズ」(演奏:エリック・ドルフィー)<資料番号:710126178>
久喜CD1.jpg

 熊谷図書館所蔵のものと久喜図書館所蔵のもの、合わせて127点が新着CDとなっています。


 今回は、その127点の中から次の写真のものをピックアップして紹介します。

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1.「ホエン・ウィ・オール・フォール・アスリープ、ホエア・ドゥ・ウィ・ゴー?(When We All Fall Asleep, Where Do We Go?)」(歌唱:ビリー・アイリッシュ)<資料番号:710125444>

 今、世界でもっとも注目されているといっても過言ではない若き実力派アーティスト、ビリー・アイリッシュのこれまた注目のデビュー・アルバム。
 本アルバムは、2019年に全世界で最も売れたデビュー・アルバムであり、イギリス・アメリカなど多くの国のチャートで1位を獲得しました。
 また彼女は、2020年の「第62回グラミー賞」において、年間最優秀レコード、年間最優秀アルバム、年間最優秀楽曲、最優秀新人賞の主要4部門を独占受賞するという、史上2人目(女性としては史上初)の快挙を達成し、さらに、授賞式当時18歳だったため、テイラー・スウィフトが所持していた年間最優秀アルバム賞受賞の最年少記録(20歳と49日)を塗り替えました。
 彼女の持つ特徴的なウィスパーボイスやダークな雰囲気がこれでもかというほど活かされている「bad guy」も収録、歌詞カードには和訳された歌詞が掲載されるなど、彼女の創り出す世界に浸るにはもってこいの作品です。



2.「ALL TIME BEST 1998-2018」(歌唱:コブクロ)<資料番号:710125519>

 2018年に発売されたコブクロ初のオールタイム・ベスト・アルバム。
 今までに彼らが出してきた全シングル曲や、アルバム曲・カップリング曲の中から厳選した隠れた名曲、そして他アーティストとのコラボ曲まで収録されています。
 ドラマ主題歌として話題となった「流星」や「蕾」、結婚式の定番曲となっている「永遠にともに」や「Million Films」、シンガーソングライター・絢香とのコラボ曲「WINDING ROAD」などの数々の名曲はもちろん、コブクロ結成直後に自主制作していた初期のデモテープの音源「桜」という貴重なものも収録されており、コブクロのファンの方もそうでない方もきっと満足できる作品です。



3.「ピアノ・ブック デラックス・エディション」(演奏:ラン・ラン)<資料番号:710125725>

 ピアノを習っていた方なら一度は演奏したことがあるであろうベートーヴェン作曲「エリーゼのために」やモーツァルト作曲「きらきら星変奏曲」といった楽曲たちを、ニューヨーク・フィルハーモニー管弦楽団などの世界の主要なオーケストラと共演を続ける世界的ピアニストのラン・ランが演奏したアルバム。
 坂本龍一が名作『戦場のメリークリスマス』(1983年)のために制作した「メリー・クリスマス・ミスター・ローレンス」や、2011年に発生した東日本大震災の復興を応援するために制作されたチャリティーソング「花は咲く」も収録されています。
 実際に指導しているラン・ラン自身が選曲し、演奏した本作は、実質そのラン・ランから提供された贅沢な教科書と言えるのではないでしょうか。



4.「志の輔らくごのごらく1〜6」(口演:立川志の輔)<資料番号:710125964、710125972、710125980、710125998、710125824、710125832>

 あの立川談志に“立川流の最高傑作”と言わしめた立川志の輔の、落語の神髄がつまったシリーズ。
 落語家としてだけでなく、ドラマ・バラエティー・声優・ラジオといったタレント業でもマルチに活躍する志の輔の落語には、それらの経験が存分に活かされており、聴く人々を魅了します。
 本シリーズには、1998年の公演で演じられた「死神」から2010年の公演で演じられた「帯久」まで、幅広い年代の落語全9席を収録しており、そのどれもが志の輔の創意工夫が凝らされた演目となっています。
 中でも、「志の輔らくごのごらく 3」に収録されている志の輔の落語らしさを感じられる「みどりの窓口」や、「志の輔らくごのごらく 5」に収録されている通常の古典落語とは一味違った展開を見せる「新・八五郎出世」は必聴です。


落語CD2.jpg


 ほかの新着CDにどのようなものがあるか知りたいという方は、「資料紹介(新着資料):視聴覚」をご覧ください。

 コロナで大変な日々がまだまだ続きそうですが、大好きなアーティストの曲を聞いて元気を出したり、クラシックを聴いて落ち着いた雰囲気を楽しんだり、はたまた今まであまり触れてこなかったジャンルを冒険してみたり……。

 音楽を聴いて少し気分転換してみませんか?


posted by 熊谷図書館視聴覚資料・図書館振興担当 at 09:45| 資料紹介 | 更新情報をチェックする

2021年01月18日

「図書館と県民のつどい埼玉2020」を開催しました。

「図書館と県民のつどい埼玉2020」は、2020年12月14日から2021日1月11日までオンライン公開にて実施しました。

(当初は桶川市民ホール・さいたま文学館での開催に向けて準備を進めてまいりましたが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大状況を鑑み、会場での開催を中止しました。)

図書館と県民のつどい埼玉2020バナー画像


今回の記念講演は、幅広い年齢層の読者に愛されている重松清さんにお越しいただきました。無観客でお話しいただいたものを動画で撮影し、オンラインで公開しました。

「『ことばの力』特別バージョン IN さいたま」と題し、事前に皆様から寄せられたたくさんの質問にお答えいただきながら、受け取り易いことば、わかり易いことばで、私たちを重松ワールドに誘い入れてくれました。

重松さん記念講演写真01

重松さん記念講演写真02


アンケートでは「オンラインでしたが重松さんのお人柄がよく出ていらした、素晴らしい講演でした。」「お話も分かり易く心に伝わる言葉をたくさんいただきました。」など大変好評でした。


県内の各図書館などが、毎年趣向をこらして各館の取組などを紹介する展示では、例年実施してる体験型の展示を実施することができませんでしたが、少しでも展示の雰囲気をお伝えできるよう、各展示の全体写真と細部の写真をそれぞれ掲載し、全景と細部も拡大して確認できるようにしました。

展示WEB公開画面一部


また、会場にお越しいただかなくても参加できるイベントとして、重松さんへのメッセージやPOPなどを皆様にお送りいただき、1つの展示を作りあげる「みんなで作る!重松清展」を実施しました。
全部で87点の応募をいただき、とても素敵な展示ができあがりました。御覧いただいた重松さんも大変喜んでいらっしゃいました。

重松さん展示ご覧になっている写真


わらべうた講座では、児童文学研究者の落合美知子さんに『講演 心をはぐくむわらべうた』と題し、コロナ禍でのわらべうたの重要性などを御講義いただきました。無観客でお話しいただいたものを動画で撮影し公開しました。

落合さんわらべうた講座写真01

落合さんわらべうた講座写真02


また、こども向けの簡単な工作としてストローと画用紙から作る「ぱたぱた羽ばたくチョウ」の作り方の動画も撮影し公開しました。

工作動画写真01

工作動画写真02



急遽会場での開催を中止しオンライン公開のみでの開催となってしまい、誠に申し訳ございませんでした。ぜひ次回は、会場で皆様にお会いできたら嬉しいです。

posted by 埼玉県立熊谷図書館企画担当 at 09:00| できごと | 更新情報をチェックする

2020年12月24日

資料展「いろはで発見!郷土かるたに見る埼玉名物」のお知らせ(県立熊谷図書館)

県立熊谷図書館地域・行政資料担当です。

県立熊谷図書館では11月末より2階ロビーで令和2年度第4回資料展「いろはで発見!郷土かるたに見る埼玉名物」を開催していましたが、残念ながら臨時休館の運びとなりました(県の新型コロナウイルス対策本部会議の決定により、令和2年12月24日(木)から令和3年2月8日(月)まで臨時休館しています)。館内ではご覧いただくことができません。

そこでこのブログでは、みなさんが自宅にいながら資料展の雰囲気を感じられるように、展示の様子を写真付きでご紹介します!

◆資料展の概要
令和2年度第4回資料展「いろはで発見!郷土かるたに見る埼玉名物」

開催期間:令和2年11月28日(土)〜令和3年2月25日(木)
※図書館休館日を除く。

この資料展は、令和2年5月に埼玉県立図書館ウェブサイトで公開したウェブ版資料展「いろはで発見!郷土かるたに見る埼玉名物」をベースにした展示です。ウェブ版資料展と異なり、図書館で開催する資料展では、かるたに読まれた題材についてその場で資料を使って調べることができます。

展示ケース1 「郷土かるた」とは?/埼玉のシンボル
「郷土かるたとは?」展示風景 「埼玉のシンボル」展示風景
(1)「郷土かるた」とは?(写真1枚目)
埼玉県教育委員会によって制作された最初の郷土かるたは『さいたま郷土かるた』(1982年)でした。このコーナーでは『さいたま郷土かるた』の制作に関連する、当時の『埼玉新聞』の複製記事を展示しています。新聞記事を見ると、読み札の募集開始からかるたの完成までにはおよそ7ヵ月かかったことがわかります。
その後20年を経て新たに制作されたのが、本展示で紹介する『彩の国21世紀郷土かるた』です。

(2)埼玉のシンボル(写真2枚目)
このコーナーでは県章や埼玉県のシンボルにもなっている動植物が読まれたかるたを展示しています。埼玉県のマスコットキャラクター「コバトン」「さいたまっち」のモデルとしてお馴染みのシラコバトはもちろん、世界でも熊谷市の元荒川上流部にしか生息していない県の魚「ムサシトミヨ」などもかるたに読まれています。

展示ケース2 埼玉の歴史
「埼玉の歴史」展示風景
時の鐘やさきたま古墳群、平林寺など、埼玉の歴史を感じさせる11の場所やモノが読まれたかるたを展示するコーナーです。歴史上特に重要・貴重とされる建造物や史跡などは国・県・市区町村によって「文化財」に指定されますが、埼玉県には県指定のものだけで693の文化財が存在しています(「埼玉県内の国・県指定文化財」より)。

展示ケース3 埼玉の偉人/祭/伝統

「埼玉の偉人・祭・伝統」展示風景1 「埼玉の偉人・祭・伝統」展示風景2

(1)埼玉の偉人(写真上段)

『彩の国21世紀郷土かるた』には埼玉にゆかりのある偉人のうち、代表的な7名が登場します。中でも渋沢栄一は、新一万円札の肖像になることが決まり、令和3年放送予定のNHK大河ドラマのモデルにもなるなど、県内外から注目が集まっています。ほかにも武蔵武士から宇宙飛行士まで、様々な時代と分野で活躍した偉人がかるたには読まれています。


(2)埼玉の祭(写真1枚目下)
埼玉県内に数多く存在する祭のうち、郷土かるたには5つが読まれています。踊りや演奏のように、人々の暮らしの中で生み出され継承されてきた無形の民俗文化もまた、貴重な財産として「文化財」に指定される場合があります。
残念ながら令和2年は新型コロナウイルスの影響で、多くの祭が中止・規模縮小となってしまいましたが、一部の祭の過去の様子は「さいたまつり」といったウェブサイトでもご覧いただけます!

(3)埼玉の伝統(写真2枚目下)
このコーナーでは「伝統」をキーワードに、職人たちの高い技術力によって生産される工芸品や、200年以上続く「小鹿野歌舞伎」などが読まれたかるたを展示しています。埼玉には人形や木工品、和紙など、県知事から指定される30品目もの「伝統的手工芸品」が存在しています。

展示ケース4 埼玉の自然
「埼玉の自然」展示風景
埼玉には利根川・荒川といった日本有数の河川が流れ、秩父山地を擁するなど雄大な自然が備わっています。また桜や蓮、曼殊沙華など四季に応じて色とりどりの景色を各地で楽しむこともできます。このコーナーでは、そんな県が誇る自然にまつわるかるたを展示しています。

展示ケース5 埼玉の新名所

「埼玉の新名所」展示風景

最後は昭和後期から平成初期にかけて誕生した、2002年当時の埼玉の新しい名所が読まれたかるたの展示です。2021年東京オリンピックのサッカー競技会場となる「埼玉スタジアム2002」や、現在もビジネス・ショッピングの拠点としてにぎわう「さいたま新都心」もこの頃完成しました。

『彩の国21世紀郷土かるた』の発行から間もなく20年が経過しようとしている今、皆さんはどんな場所を「新名所」に思い浮かべるでしょうか。


以上、令和2年度第4回資料展「いろはで発見!郷土かるたに見る埼玉名物」のご紹介でした。
県立図書館ウェブサイトでは、埼玉県が発行した郷土かるたのデジタル画像も公開していますので、年末年始をおうちで過ごされる時にぜひご覧になってみてください!

posted by 熊谷図書館地域・行政資料担当 at 16:25| 展示 | 更新情報をチェックする